「遠方に住むKさんからダンボールが届いたよ」
入院中、家族から電話がありました。
「荷物は持って来なくていい、中身だけ確認して欲しい。」
そう伝えました。
しかし家族は荷物ごと私の入院している病室まで持って来ました。
みかん箱くらいの大きさ。
中身は「お菓子」と書いてありました。
封はもう開けられているようでした。
「持って来なくていいと言ったろ、重かっただろう。」
そう言いながら開けると、
パッと目に入った大きなひまわり。
季節はちょうど夏でした。
「やってくれるなぁ…」
お菓子などと一緒に手紙も添えられていました。
遠方で仕事も忙しく、お見舞いにはいけないけれど…とその気持ちが短い言葉で綴られていました。
お見舞いは、来てくれたら嬉しいことです。
しかし、来なくても受け取ることができる“気持ち”があるんです。
メッセージ性のあるオリジナルギフトもぴったりですね。