・病気をしたことがないから気持ちがわからない
・入院の経験がないから何が便利かわからない
お見舞いギフトを選ぶ時の永遠のテーマではないでしょうか?
私たちは、闘病の経験を元に、贈った側ももらった側も、お互いが満足できるお見舞いギフトを提案しています。
近年、コロナ渦によりギフト市場は大きな変化を遂げています。
今までは「贈るもの」よりも「贈ること」が重要視されていました。
それが逆になり、「贈ること」よりも「何を贈るか」が優先になりつつあるのです。
「どういうこと?」
と思われた方も多いと思います。
例えば、“年の初めにはお年始を持って親類の家を回った”、という経験はありませんか?
夏にはお中元、年の瀬にはお歳暮。
百貨店や大手スーパーへ足を運び、化粧箱に品良く並べられた洗剤やジュースを値段と見比べながら選んでいませんでしたか?
もっとカジュアルな場面では、母の日や父の日、敬老の日や誕生日があげられます。
みなさんも、母の日に赤いカーネーションを渡した経験があるはずです。
父の日は、ビールやワイシャツが多いのでしょうか。
ワクワクドキドキしながら、ご両親に贈り物をしましたよね。
これらは全て、「贈ること」と位置付けられます。
では「贈るもの」とはどういうことなのか。
それは、「品物選び」このことを指します。
先ほどお話した洗剤やジュース、カーネーションやお酒などのフォーマルギフトではなく、もっとカジュアルなスタイルで「相手のことを思って選ぶギフト」のことです。
例えば、最近よく見かける「共有型ギフト」。
これは相手に物を贈るのではなく、「楽しむ時間を共有すること」をギフトとしています。
温泉旅行や映画鑑賞、身近で言えば一緒に食事をすることも指します。
女性同士ならば一緒にサロンへ行って綺麗になったり、男性同士ならば美味しい肴のある居酒屋へ行くなんていうこともアリです。
実際に物を贈るのではなく、一緒に楽しむ時間を贈るのです。
これが、「相手のことを思って選ぶギフト」のひとつです。
また、「よりオリジナル溢れるもの」もひとつです。
最近は、ハンドメイド商品売るショッピングサイトが多く出てきました。
これは、モノが溢れている今の時代に、「他とは違うもの選びたい」という需要の現れと言えます。
プチブランドや低価格の雑貨屋がラインナップしている可愛くてハイセンスなギフトもいいけれど、「あなたと私たち」で、他とは絶対的に違うおそろいを手にすることに価値があるのです。
贈答文化は日本人に受け継がれる礼儀とマナーです。
そのバリエーションに、相手のことを思って選ぶギフトが新たに登場してきました。
あなたは、相手のことを思った時に何を贈りたいと考えますか?
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参考文献
矢野経済研究所
日本マーケティング協会